Tasteless Blog

臭い草

2月 21st, 2011

ああ日曜にやったスキーのせいで筋肉痛がひどい。
買ってもらった板はフリーライド用なんですが、今まで使ったことのない形状のため感覚をつかむのに苦労しました。バックができる仕様ゆえに坂を上りづらい(後ろに滑り落ちそうになる)とか。スキー場から帰る前にはなんとか初級者コースを転ばずに滑れるようにはなりましたけど……。私から板を借りて滑ってみた旦那の曰く「これすごくいいよ!」とのことなので、私も早くその良さを実感できるようになりたいです。もっとも、フリーライド用の板とはいえ、それを使う私はエアとかジブとかができるようにはなれそうもありませんが(旦那もそういうのはやってないけど)。

そういえば前回の記事で触れた音楽の起源の神話、あれにはカメが関係しているといえばしているんですよね。『Mockeries…』によれば、太陽の館へ向かう風を助ける3柱の女神アシパクトリ・アシワトル・アカペチトリはそれぞれワニあるいはクジラ・魚・カメと関わりがあるそうなので。ああこの辺もっとちゃんと読みたいなぁ……って、『太陽の伝説』の訳の続きはどうなった?

音楽といえば、久し振りに『Super Mario Bros. Special』を聴いてみました。これは初代スーパーマリオとマリオ3のBGMをアレンジして歌詞をつけたものとその合間に入るDJとで構成されたCDなんですが、普通に格好いい曲と脱力必至の妙な歌詞との合わせ技が何ともいえない独特の味を出しています(まともな歌詞の歌もあるけれど)。しかしまぁ「クッパ大王地獄橋」とか、格好よさとマヌケさとの同居っぷりがクッパに合っている気がしないでもないです。っていうかこの曲好きです。土管の国マップとコクッパ戦BGMとのアレンジの「人生いろいろゲーム」もお気に入りです、ルドウィッグ成分抜きにしても。人生は強気でやれ! それにしても、「今となってはこんなCD作れんだろうなぁ……」としみじみ思いました。今のマリオワールドには、もはや間下このみちゃんとか出てくる余地なんてなさそうですからね。80年代の、良くも悪くもゆるかった空気が懐かしくなりましたよ。

煮込みギョーザ

2月 19th, 2011

没ネタ……のつもりだったのに、結局描いてしまいました。

『メキシコの歴史』の「テスカトリポカとは何者であったか」の章に収録されている「音楽の起源の神話」について考えていた時に思いついたネタです。もっとも、その話はテスカトリポカがカメをどうこうして楽器にするというようなものではなく、風に太陽の館へ行き楽師をつれてくるよう依頼するといった話なんですが(風とはエエカトル=ケツァルコアトルのことと思われますが、テスカトリポカは夜風の神でもあるので、自分の分身かもしれません)。
『Mockeries…』にこの神話やヤッパンの神話などを絡めた面白そうな考察が載っているようなんですが、いつもの通りざっとしか読めてません。
それにしても、アイリーン=ニコルソンの『マヤ・アステカの神話』に書かれた音楽の起源に関する詩はとても美しく印象的だけれど、だからこそその出典がぼかされているのが気になって仕方ありません。ニコルソンが『メキシコの歴史』の記述を脚色した、というかそこから想を得て創作したものではないかと勘繰りたくなるほどに。本当、出典が明確でないエピソードが多いからなぁあの本…それもあってあの本を資料として用いることに私の心は抵抗を示すのですよ。

カレーチョコレート

2月 14th, 2011

ここ数日は県南でも雪が降って、少し積もったりしています。雪を見てテンション上がった娘に付き合って外に出たら寒かった……。近いうちにまたスキーに行きたいです、板も買ってもらったことだし。

ちょっとした落書きのつもりだったのに、異様に時間がかかってしまいました(アステカの調べものと平行してやってたせいもあるけど)。


カメの姿で描いてもよかったんですが、妄想が暴走しているので擬人化の方がしっくり来ると思いました。擬人化デザイン、ルドだけ妙にずれた方向に気合が入っているようですが実はラリーやモートンの方が大変でした。細部はまた変わるかも。
マンガは『スイートプリキュア』を見て思いついたネタです。音楽というと真っ先にルドが浮かぶ……実を言うと『メキシコの歴史』の音楽の起源エピソードと絡めて何かやりたいとずっと思っているんですが、いいネタが浮かばないためずっと手を出せずにおります。
ああそれにしてもルドウィッグ。もっとも強く賢く才能豊かで残酷というのはとてもおいしいけれど、私の技量ではそのスペックを活かせないのがもどかしいです。こんな変なネタばかりになってしまう……誰か格好いいルドウィッグを私のために描いてください。格好いいルドウィッグがもっと見たいよう。いやルドのかわいい要素も否定しませんけどね、っていうか大いに肯定しますけどね。『NSMBW』のふんばりジャンプとか『MLRPG』の甲羅に出入りする時の変顔とか、必死さだだ漏れな辺りがたまらなくかわいい。ルドの強さは天分もあるけれど、努力の賜物でもあると思うのです。

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カカオの主な効用は、それからチョコラーテというおかしげな飲物を作ることである。これは、あの地方で愛好される奇妙きてれつなしろもので、慣れていない人の中には、見ただけで吐き気をもよおす人がいる。なにしろ上に泡が浮き、糞かすのようなものが煮えたぎっているのだから、よほど念を押さない限り、安心して飲めない。だが、結局は愛好される飲物で、インディオでもエスパニャ人でも、自分の土地を通る主人たちに、これを捧げる。また、この地方に慣れたエスパニャ人の女性たちは、この黒いチョコラーテが死ぬほど好きなのである。このチョコラーテは、いろいろなやり方で、温度を変え、熱くしたり、冷たくしたり、温くしたりして作るそうだ。香料や、たくさんのチリを入れるのもふつうだし、粉状に練ったりもするが、これは胸の病に効くし、胃にもよく、カタルの薬でもある。しかしいろいろ効能書きをならべても、実際右のようなことを聞いて育たなかった人には、飲む気はおこらぬ。(アコスタ『新世界自然文化史』より)
上に引いた文章は1590年に刊行されたものですが、昔からチョコレートは特に女性に愛好されるものだったんですね。ことによると、日本でバレンタインデーに便乗したのはチョコレート業界だったというのにも、その辺が関係しているのかも。いや、甘くて綺麗なお菓子なんて、そりゃ男性でも好きな人は多いでしょうが、普通は女性の方がよりそういうものを好むと考えられてますよね。男性への贈り物と言いつつ、女性が興味を持ちそうなものを売り込むというのが……実際、女友達や自分のためにもチョコを買う女性も多いですし。かく言う私も、この時期はいろいろな種類のチョコが売られているので楽しみです。
もっとも、これ↓はバレンタイン関係なく、単にチョコが好きだからと買ってみたものです。

「コルテス80%」。スペイン王室御用達のショコラテリア・カカオサンパカが販売しているチョコレートドリンクです。マグカップが中身に対して激しく不適切ですが、気にしないでください。「アステカ時代のレシピを彷彿とさせる」と商品説明にありましたが、そんなアイテムにコルテスの名を冠するとは、さすがスペインと言うべきなのか。
お味もさすがです。カカオ80%のビターチョコに隠し味のスパイス入りで、濃厚だけど甘すぎず飲みやすいです。もっとも、かなり濃厚なので、普通のココアの方が慣れているという人は牛乳に対してチョコフレークの割合を減らした方がいいでしょう。規定の分量で作ったものは「とろっ」というか「どろっ」というか、とにかく濃いので。私の場合は、特に疲れたときなどに濃い目のホットチョコレートを飲むと元気になれる気がするので、たまにこういうのが欲しくなるという感じでしょうか。そんなにしょっちゅう飲むものではない気がします。で、たまにだからこそいいものを、なんて。
同じお店の、かつて王だけが食べることのできた幻のカカオ”レアルクリオロ種カカオ”を使用したという「ショコヌスコ」もいつか食べてみたいです。表面にマヤ文字が書かれているのも素敵。4粒で1,890円だなんてお値段も素敵だけど。

ところで、冒頭で引用した『新大陸自然文化史』もそのうちの1冊ですが、あまりにも繰り返し繰り返し図書館で借り続けているため「これはもう買った方がよさそうだ」と思った本を先日4冊買いました。
アイリーン・ニコルソンの『マヤ・アステカの神話』もまたそのうちの1冊なんですが、しかしこの本もどれだけ信用していいものか悩ましいです。私の好みには合わないのでついつい厳しい目で見てしまうということは否定しませんが(しかし日本語で読めるメソアメリカ神話関係の本としてはやはり押さえておきたかったので購入した)、資料の引用元が明確にされていないことが多いのはそれを抜きにしても好ましくないと思います。元ネタが判るものでも引用の仕方がいささか不誠実な場合があるため、どうしても全体を懐疑的に見てしまいます。たとえば、ウェマクをすべてケツァルコアトルにまとめてしまっているようだとか、ケツァルコアトルがモグラとコヨーテと鷲と狐の助けを借りて父の骨を取り戻したというエピソードを紹介する際、ケツァルコアトルは彼の敵を生贄にして食べてしまったというその後の展開を意図的に省いているようだとか、どうもあちこちで引っかかるんですよ。また、「至高神はタタとネナを人間の組合わせとして送り、彼らに大きな木のなかに穴を作り、そのなかに隠れるようにと言った」とありますが、この話の元は『太陽の伝説』の「第四の太陽」のエピソードですよね。何故テスカトリポカの名を出さず至高神という語でぼかす必要があったんでしょうか? この本は全体的にケツァルコアトルを重視している(私のような者には「贔屓している」と感じられるほどに)んですが、その辺りと関係しているのかもと考えるのは邪推なのかそうではないのか。
こういうこともあるから、極力原典に近づきたいという欲求が抑えられないんですよね……私はあまりにも知識を持たなすぎる。
とまぁそんな訳で、この本に書かれているテスカトリポカがショチケツァルと恋に落ちた時に歌ったという歌の出典が何なのか知りたいです。『Historia de Tlaxcala』には書かれてないっぽいしなぁ……。

蝙蝠の船

2月 9th, 2011

2月の大阪は無理だけれど、秋の東京に向けてそろそろ具体的なことを考えなければ……っていうか、今プロペチで思いついたネタがあって、それを早く形にしたいです。そのシーンに至るまでが長くてきつい道のりなんですが。鬱展開多い話なもんで、好きでやってるとはいえ疲れてるときには結構来るものがあって……。
それとは別口でコクッパのネタもあるしアステカのあれこれ(特に『太陽の伝説』の訳の続き)もやりたくてうずうずしてるし、ああもう本当に体が1つじゃ全然足りません。

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『Historia de Tlaxcala』のショチケツァルについての話ですが、いったん公開したもののもう一度読み返したらなんか勘違いしていたっぽいことが判ったので、訂正いたします。いやだから私スペイン語はできないんだってば。ならおとなしくしてろと言われそうですが、それはそれでできそうにありません。

『Historia de Tlaxcala』では、ショチケツァルがテスカトリポカに奪われた後にトラロックは新しい妻マトラルクエイエ(これはチャルチウトリクエのトラシュカラでの名前らしい)を迎えたという話に続いて、トラシュカラの雨の神キアウィステカトルとその妻ショチテカシワトルの名が出てきます。そしてこのショチテカシワトルは卑しさと貪欲さの女神と言われていますが、ショチテカシワトルとショチケツァルとを同じものと見なし、それからさらに不浄の女神トラソルテオトルをも同一視した結果が、『The Native Religions of Mexico and Peru』『Mythologies of Mexico and Peru』そしてそれらを参考文献として書かれた『メキシコの神話伝説』などに見られるような、本来『Historia de Tlaxcala』ではショチケツァルのものだったエピソードをトラソルテオトルのものとして紹介する記述だったのかと想像しました。
しかし、このショチケツァルをトラソルテオトルの別名とする見解は百数十年~数十年前のもので、現在ではこの2柱の女神たちは関連はあるけれども同一の存在とまでは言えないとされているようです。
なお、ショチテカシワトルとショチケツァルとの間にどれくらいの類似性・関連性があるのかは私には判りません。
それにしても、アステカ神話に関する資料があまりにも少ない日本では、いまだにショチケツァルをトラソルテオトルの別名とする説を時折見かけるのが……本当に、誰か『メキシコの神話伝説』に替わる本を出してくださいよ、そして普及させてくださいよ。
ところでしかし、実は私、『メキシコの神話伝説』は嫌いじゃないんですよね。批判しまくっといてこんなこと言うのもなんですけど。確かに不正確な箇所は多いんですが、資料不足を想像で補おうとして頑張りすぎてやらかしちゃったとか、読み物として面白いものにしようとしてついついやらかしちゃったとか、そんな事情が伺えるんで……。私が偉そうなことを言えるのは、単に80年の間に先人たちが蓄積してくれた研究成果やネットショッピングの充実のおかげってだけだし。それでも批判してしまうのは、今となっては内容が古びてしまっている部分があると指摘しておきたいとか、学術書を意図して編まれたものでは無いのに(かつての私のような)読者の方は学術書としての役割を期待してしまっているということを指摘しておきたいとか、そしてこの本に替わるものを出す人がいない現状に対していらだっているとか、そういったことが原因です。
話を戻しますが、貴重な花ことショチケツァルにもダーティなイメージはあるんですよね。『ヌエバ=エスパーニャ誌』でトゥーラの王ウェイマクを陥れるために妖術師が呼んだ娼婦の名がショチケツァルだったり、『テレリアーノ-レメンシス絵文書』では最初の女の罪だとか書かれていたり。余談ですがウェイマクで思い出しました、『Historia de Tlaxcala』にはテスカトリポカ-ウェマクという神がいるんですよね。ウェマクというとケツァルコアトル関係だと思ってたんですが、ここではテスカトリポカとくっついているのは何故なのか気になります。
そして『テレリアーノ-レメンシス』と言えば、ショチケツァルの次のページのコヨーテか何かの動物の着ぐるみを着たテスカトリポカの絵には悪魔が罪を犯す前のイヴを誘惑したとかいった説明が付されているけれど、これはどう見てもキリスト教的解釈によるものですよね。それでは、前に書いた(そしてその後調べられていない)テスカトリポカの罪とか今回の記事で触れたショチケツァルの罪とか、そういったものにはキリスト教の影響はあるのかないのか、あるとしたらどのようにあるのか……本当、何か1つ判ったと思ったらそれ以上に謎が増えていきますよ。面白いけど大変です。

何かと漏れがある

2月 2nd, 2011

『テレビマガジン』付録のパンダメダルを娘にあげたら、「メダルだ! これアンクがくれたの!」と喜んでくれました。
それはいいんですが、その後すぐに「もっとメダル!」というのには参りました。まったく、欲望には際限がありませんね。
そうそう娘、パンダの主食はパンじゃないから。
ところで、アンクって子供たちに人気なんでしょうか? 先日、幼稚園の園庭開放の時、他所の子供が「おれアンクだから」と言いながら幼稚園の遊び小屋の窓を出入りしていたりしましたが。
娘は戦隊・ライダーだけじゃなくプリキュアも大好きですが、「おしゃれするの! プリキュアきるの!」はいいとして、「ママと、パパと、きるの!」は……ママもきついですが、パパはもっとまずかろう……せめてタキシード仮面ぐらいにしてあげて(今の小さい子は知らないか…実写版も結構前だし)。
プリキュアのコスチューム、作り甲斐がありそうだし、私も子供の頃クリィミーマミの服を作ってくれと母にせがんだことがあるし、作ってあげたいのはやまやまだけど、いかんせん時間が……。

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