Tasteless Blog

いよいよ発売されましたね『マリオカート8』! 私はまだ買ってませんが!
っていうか無事に買えるかどうか……もっぱら子供の問題で……だって勉強とかお手伝いとか、なかなかちゃんとしないから……。
そんな訳で、当分の間は入手してプレイしている人たちの様子を指をくわえて眺める羽目になります。

たびたび言ってますが、メソアメリカ文献なら私しか使わないから私の小遣いで買えばいいんですけど、ゲームは子供もやりたがるからそうそう買えないんですよね。
仮に買ったとして、WiiU本体をどこに隠すのか、いつまで隠し通せるかということに悩むし……。


問題の6歳児が描いたイギーとワンワン。

プロフェードの夢を見てしまった、なぜかほっかむりしてたけど。
そう、今日は大阪ビックリマンオンリーイベント……参加するつもりだったのになぁ!
日頃はアステカやコクッパの話ばかりしてますが、それはそれとしてビックリマンオンリーは楽しみにしてるんです。さぁ『世界祝福』の続き書くぞー! と意気込んでた矢先に、参加不能だと判明したんだもんよ……。
もういっそウェブでの公開に切り替えればとも思いましたが、やっぱり本という物体にこだわりがあるんですよね。それに、イベントで他の方達の本を買ったりコスプレを見たりするのも好きだし。

このところ、先日のASKA逮捕の報道で『愛の戦士ヘッドロココ』イメージアルバムを思い出して久し振りに聴いてます。演劇部で劇のBGMに使ったり、自分たちの結婚披露宴でも使ったりした思い出のCD。
曲は好きでしたが、ドラマパートの蛇足っぽいウォルフカイザー登場はまぁ人気キャラだから出さない訳にはいかないってことだろうね、しかし神帝が全員いないのはなー、いやいてもたいした台詞ないけどなー……などと当時から思ってました。神帝ファンなもので。特に好きなアリババは『愛の戦士』では比較的(どんぐりの背比べ的な)出番があった方でCDにもいましたが、扱いが(割と)よくて嬉しいというよりは、神帝全体をもう少し待遇改善して欲しいと思ってました。
とまぁそんな感じで色々思い出し、コミックスも読み返したりしてます。『愛の戦士』は「神帝の扱いが気に入らねぇ!」と言いつつ毎回読んでました、結局CDも買ってたし……ドレスとかタイツとかには特に拒絶反応なかったです。オリキャラ登場もいいけど、「愛の奇跡」がご都合過ぎるなーとは思ってました。そして、なぜあんなにイカ推しだったのか。
ふと思ったんですが、7巻に登場するオリキャラ・フロルの髪型はルドウィッグのとちょっと似てる気がします。

『愛の戦士』で掲載誌『ぴょんぴょん』のことも思い出し、『光のパンジー』も読んでます。11巻だけ持ってないけど。
当時からエドワードよりウィラードの方が好きでした。悪役にハマりがちなのは昔から……。
ところで、最近ウィラードのモデルはBUCK-TICKの櫻井敦司だという話を見て、「ああ……」となりました。私よくBUCK-TICKの曲を聴いてるもので。もっとも、『光のパンジー』連載当時は聴いてませんでしたが。高校生の頃に友人に勧められて興味持ったんですよね、『MAD』とかタイトルからして好きそうだと言われ……大当たりでした。BUCK-TICKは毎回作風を変えてくるので、聴いた途端にハマるときとそうでもないときとの差が結構あるんですが、最新シングル『形而上 流星』は収録曲全部すぐ気に入りました。アルバム『或いはアナーキー』も楽しみです。
ウィラードに話を戻しますと、袖にスリットが入ってて生腕がちら見えするデスビアス編の衣装が特にセクシーだったと思います。しかし婚礼衣装の股間ガードはなんだったのか。
デスビアス編といえば、リバースとシバの最期はよかったですね! 悪の帝国の王子(イケメン)と側近(醜いが腕は立つ)、その感情が何なのか気付かぬまま互いに愛を感じていて、リバースは自分をかばって死んだシバを見て初めて(はっきりとは言わないが)彼女と自分の愛情を認めるとか、もうね! シバが崩落した岩の下敷きになって手だけが出ててくたっとなってるとか、子供向けにしては結構きつい描写だったなと思いますが。
っていうか、『光のパンジー』って子供向けにしてはショッキングな描写が結構多かったですよね。エドワードとウィラードの決闘で、斧を振りかざして割り込もうとしたウィラードの母が勢い余って塔から転落死とか、その後ウィラードの左目に十字架が刺さるとか……ええと、目が潰れて「殺せ!」と叫ぶウィラードに……萌えてました。当時は「萌え」なんて言葉は知らなかったけれど。
子供向けの作品に含まれる残酷描写で萌えるというと他にも、ビックリマンのゲーミング・ストーリーブックの、アリババ神帝が魔洗礼を受けるシーンとか、次の巻でゴーストアリババがヘッドロココとヤマト神帝をボコボコにするのとか……ああいうので私の嗜好はさらに歪んだよなぁ、まぁ元々おかしかったとは思うけど。そういえば、ゲーミング・ストーリーブックの著者と『愛の戦士』イメージアルバム収録曲「Carol」の作曲者って同じ人? ゲーミング・ストーリーブックの著者紹介で高野富士雄さんは作曲も手がけるとありましたが。

……嗜好の歪みはともかく、私が『ちゃお』でも『りぼん』でも『なかよし』でもなく『ぴょんぴょん』を読んでいたのは、直接的には『愛の戦士』が載っていたからですが(文句を言いつつもなんだかんだで好きだったんでしょう)、それだけじゃなく雑誌全体にみなぎるチャレンジャーな気概に惚れていたからだろうと、今は思います。たった5年間ほどしか刊行されなかった雑誌ではありますが、インパクトはありました。『ぴょんぴょん』が『ちゃお』に吸収合併されてからしばらくは『ちゃお』を買ってましたが、いつしか買わなくなっていました。対象年齢的なこともあったでしょうが。
発行時期が短いだけに読者も限られそうですが、当時読んでいた人たちには感慨深く思い出される雑誌だと思います。

おまたツーン

5月 23rd, 2014

今回はコクッパの口調について……以前にも何度か書きましたが、しかし『マリオカート8』発売が近いせいか、また話題になっているような気がしたので、改めて記事にします。
 
 

今のところ、コクッパの口調に関する資料となるもので任天堂から提示されているものは、ファミコン版『スーパーマリオブラザーズ3』取扱説明書のみです。英語で書かれたものなら他にPC版『Mario is Missing!』もありますが、あれは厳密には任天堂製じゃないので、今回は扱いません。
 

<ラリー>
「マヌケな国王から巻き上げた杖は全部で7本。オレ達兄弟が1本ずつ持ってるって訳さ。オヤジに怒鳴られるのはイヤだから、そう簡単に渡す訳にはいかないぜ」
「We took 7 wands from the 7 kings. Each of us has one. Our father has instructed us to protect the wands.」
(私達は7人の国王から7本の杖を取り上げました。私達のそれぞれが1本ずつ持っています。私達の父は私達に杖を守るように言いつけました)

<モートン>
「フムフム。結構やってくれるじゃんか。マリオに変身されると、どーも手強くなりそうだ。よし、オヤジに報告だ」
「Grrrrr. You’re pretty tricky. With all of these moves, Mario will be difficult to beat. I’d better report this to our Dad!」
(ウーッ、あなたはかなり油断なりません。もしこれらの動きのすべてがあれば、マリオは倒すのが難しくなるでしょう。私はこれを私達の父さんに報告した方がよいでしょう)

<ウェンディ>
「アタイはマリオと戦うのは初めてだからこの表でよーくマリオの動きを研究しとくのさ」
「This is the first time I’ve met up with Mario. I’m studying his moves very carefully.」
(私はマリオと会うのはこれが初めてです。私は彼の動きをとても注意深く学んでいます)

<イギー>
「ウキャキャキャキャ。マリオ達、今頃緊張してんだろうな。ザマーミロ。それじゃあ、オイラが1人用ゲームを、ワールド1を例にとって説明するからよーく聞いとけよ」
「Ha ha! Mario and his friends must be getting very nervous now. I can hardly wait to meet up with him!」
(ハハッ、マリオと彼の仲間達は今頃とても緊張しているに違いありません。私はマリオと会うのが待ちきれません!)

<ロイ>
「どれもこれもマリオが欲しがりそうなものやおまへんか。アクションゲームの中で手に入れたアイテムはマップ画面では使えへんからよー注意しなはれや」
「Wow! Mario sure has some neat new tricks… I hope we can stop him!」
(わあ! マリオはいくつかの巧妙な新しい技を持っています…私は私達が彼を止められることを願います!)

<レミー>
「マリオのヤツがどこまでガンバレルか楽しみだなー。ワールドのマップも先へ進むにつれ、どんどん複雑で広大なものになってくるよ。それはそうと、暗黒の国だけはオヤジしか知らなくて何もわかんないんだ。でも、何か、すごい新兵器を作ってるのをちらっと見たことがあるよ」。アメリカ版では「How far can Mario go? I hope he doesn’t make it this far. Dad has many complicated tricks waiting for him in the Dark Land. I’ve even heard about some new weapon that dad’s been making.」
(マリオはどれほど遠くまで行けるでしょうか? 私は彼がこんなに遠くまで来られないことを願います。父さんは多くの複雑な策略を用意して暗黒の国で彼を待っています。私は父さんが作っているいくつかの新兵器について聞いたことがあります)

<ルドウィッグ>
「イエーイ! のってるかい。攻撃的で過激な仲間が増えてオイラもうれしいぜ。ベイビー。実を言うと他にもっと仲間がいるんだけど、そいつはマリオにはナイショだぜ」
「Quite an exciting game isn’t it? I’m glad to know that we have such powerful enemies helping us out. We have more guys helping us besides these… but don’t tell Mario.」
(まったく刺激的なゲームではありませんか? 私達には私達を助けるこのような強力な仲間がいることを知って私は嬉しいです。私達にはこの他にもさらに多くの仲間がいます…しかしマリオには言わないでください)
 

……英語版の和訳? 違和感半端ないですね?
しかし、今回はあえて色付けしないプレーンな訳にしました。先入観を排したかったんです。
そして、便宜上日本語版と英語版をまとめて書き、その上に各コクッパの名前を書きましたが、実はこれだと厳密には不正確です。日本で『マリオ3』が発売された当時は、コクッパ1人1人には名前はなかったので。

各コクッパへの命名がなされたのはアメリカで『マリオ3』が出たときだという話はある程度知られていますが、その時点でルドウィッグのキャラ付けに変化が起きたんじゃないか、私はそう思っています。
先に挙げたように、日本版の土管の国のコクッパは「イエーイ」だの「のってるかい」だの「ベイビー」だのと言っていますが、英語版ではそういった言葉遣いではありません。英語版は全体的に日本語版より落ち着いた印象ですが、特にルドウィッグは大人しめになっている感じです。アメリカに渡った際「髪型がベートーヴェンっぽい」ということでLudwig von Koopaと命名された訳ですが、それにより言葉遣いにも影響が出たのではないでしょうか。英語版『スーパーマリオワールド』ではルドウィッグはクッパ交響曲を作曲していたことになっていて、また、最近でも英独版『マリオカート8』でのキャッチフレーズが「混沌の指揮者」となっていることからも推して、ルドウィッグのキャラ付けにはその名前が影響しているようです。
ですが、日本のスタッフは最初からベートーヴェンを意識して土管の国のコクッパをデザインした訳ではないでしょう。イメージしていたのは恐らく、下に示すような不良少年だったと思われます。

(画像は『はじけて! ザック』の白川ユダ。もちろんここで話題にしているのは外見のみ)
つまり、「日本で初めて『マリオ3』が発売されたときの土管の国のコクッパ(名無し)は「イエーイのってるかいベイビー」なノリのキャラだったが、アメリカでLudwig von Koopaと命名されて以降はそうではなくなった」ということです。
特に、『NewスーパーマリオブラザーズWii』以降は「大人びてナマイキな、仲間のうちで一番の頭脳派」で、戦闘開始時にも「イエーイ!」と叫ぶのではなく「フフフ…」と含み笑いするようなキャラになっているので、日本版『マリオ3』取説の土管の国のコクッパの台詞は、ルドウィッグとなった現在の彼についてはあまり参考にならないんじゃないかと思います。

それから、日本語版のロイ(空の国のコクッパ)の口調について。
「『マリオ3』取説ではロイは関西弁」という情報のみを見た場合、現在のロイのキャラもあってか荒っぽい感じでイメージされることもあるようですが、実際はかなり穏やかで丁寧なんですよね。共通語なら「どれもこれもマリオが欲しがりそうなものじゃありませんか。アクションゲームの中で手に入れたアイテムはマップ画面では使えないからよく注意しなさいよ」みたいになるでしょうが、こんな話し方をする奴が戦闘開始時に大声で威嚇してくるのはなんかちぐはぐな気もします。
なお、アメリカ版のロイやレミーの発言は日本版の空の国・氷の国のコクッパたちとは異なり、マリオが来ないことを願っていますが、これは「敵なのにマリオが来るのを楽しみにするのはおかしい」といった発想による変更と思われます。

ルドウィッグやロイに限らず、コクッパたちは初登場時と今とではキャラが変わっているところがあるように思います。イギーは当時から今までぶれてないなと思いますが(「おとなしいインテリ」というのはゲームではなく漫画由来のイメージなので、ここでは話題にしません)。あとは、ラリー・モートン・レミー辺りも『マリオ3』取説の口調のままでも違和感がないでしょうか? ウェンディは今ならもう少しかわいらしい感じの方がいいかもという気がします。

大体、『マリオ3』の頃と今とでは設定からして変わってるところがあるし。例えば、『マリオ3』ではモートンよりもルドウィッグの方が体重が重かったけど、今ではモートンがコクッパ最重となった一方、ルドウィッグは中量級で地響きを使わなくなった代わりに空中殺法が得意になったし……(コクッパ全員に関する、最大にして最悪の改変から目を背けながら)。
……それに、クッパの口調だって『マリオ3』当時と今とでは変化しています。『マリオ3』取説では「ワッハハ。これから俺様の息子達がこのゲームの説明をするぜ」ですが、今なら「ガハハハ。これからワガハイの息子達がこのゲームの説明をするのだ」とでもなるでしょうか? なので、コクッパのも変わっている可能性はあるでしょう。

ところで、私を含むファミコン時代からのコクッパファンの多くは、実は『マリオ3』取説での口調にそれほどこだわりを持っていない、というか取説での口調にはあまり馴染みがないんじゃないかという気がしています。私と同じくらいのファン歴の人達にとっては、取説よりもむしろエニックス(当時はスクウェア・エニックスじゃなかった)・双葉社などの4コマ本を初めとする漫画の影響の方が大きかったと思いますが、それら商業誌でのコクッパは取説とは異なる口調でしたから。イギーがお調子者ではなくインテリキャラとされるようになったのも漫画の影響だし、取説のようなスケバン風なしゃべりのウェンディもあまり見なかったし。ウェンディについては『コミックボンボン』で連載されていた本山一城先生の漫画の「~だわさ」口調が印象に残っている人も多いのでは?
『マリオ3』取説の口調にこだわっているのは、ファミコン版『マリオ3』をリアルタイムでプレイしていた世代よりも、むしろ後からコクッパに興味を持ってネットで情報を得た世代のように見受けられます。余談ですが、ルドウィッグの機械音痴設定もですね。あれは日本語版Wikipediaが出所でしょう。リアルタイムではそういうネタは見かけなかったし、海外にもなさそうなので……。とにかく、若い人たちが「ロイって関西弁なんだよ!」などと言っているのを見るとなんだか不思議な感じがします。

アステカ者の皆様お待たせしました、今回は久し振りにアステカ神話ネタです。

たびたび言ってますが、「オメテオトルの4柱の息子たちは赤のテスカトリポカことシペ=トテク・黒のテスカトリポカ・白のテスカトリポカことケツァルコアトル・青のテスカトリポカことウィツィロポチトリ」じゃないんです。「トナカテクトリとトナカシワトルの4柱の息子たちは赤のテスカトリポカことカマシュトリ・黒のテスカトリポカ・ケツァルコアトル・ウィツィロポチトリ」なんです。
この件についてはいずれ詳しくまとめたいんですが、今回はとりあえず長男について語ります。

この「原初神夫婦の4柱の息子たち」の神話の出典は『絵によるメキシコ人の歴史』ですが、そこでは赤のテスカトリポカはカマシュトリ(ミシュコアトル)となっています。しかし、他の史料では赤のテスカトリポカはシペ=トテクだということの方が多いです。それ故か、4兄弟の内訳もシペ=トテク・テスカトリポカ・ケツァルコアトル・ウィツィロポチトリと変更して紹介する記述をしばしば目にします。また、読者にとっても図像がほとんどないカマシュトリよりも、図像が多くしかも皮をはがれた上に生皮をまとっているという衝撃的な姿のシペ=トテクの方が印象的で記憶に残りやすいでしょう。そんな訳で、シペ=トテク・テスカトリポカ・ケツァルコアトル・ウィツィロポチトリが4柱の兄弟神であるという設定が広まったようです。

確かに、『絵による』でもカマシュトリ(ミシュコアトル)は世界の創造の際にはあまり目立った働きをしていません。兄弟4柱勢ぞろいでトラロック・チャルチウトリクエ夫婦を生み出したりはしますが、カマシュトリが単独で何かするということはありません。それではカマシュトリである必然性も薄いので、だったら他の史料で赤のテスカトリポカとされているシペ=トテクにまとめた方がシンプルで解りやすくなる、そう判断する研究者が多いのもうなずけます。

ですが、私はここで異論を唱えます。
なるほど、世界の創造に関する部分を見る限りでは、4兄弟にカマシュトリが含まれる必然性は感じられません。シペ=トテクに置き換えても特に差し支えはないように思われます。
しかし、もっと先まで読むと話は違ってきます。カマシュトリ(ミシュコアトル)はチチメカ人を作り出し、自らもチチメカ人となり一族を率いて各地で戦い、そして1人の女性と出会い息子セ=アカトルが生まれますが、チチメカたちの反乱に遭い物語から退場します。
つまり、カマシュトリには「チチメカの祖」という重要な役割があるのです。
カマシュトリないしミシュコアトルは1人の女性との間に息子セ=アカトルを儲けるが一族の者に裏切られ命を落とす、といった話は『メキシコの歴史』『太陽の伝説』など他の史料にも類話が見られます。
そしてそれは、シペ=トテクのエピソードではないのです。なので、知名度やヴィジュアル的なインパクトなどの理由でもってカマシュトリをシペ=トテクで置き換えてはいけないのです。『絵による』の4兄弟の長男はカマシュトリ(ミシュコアトル)でなければなりません。
『絵による』はメシカ人の「公式の」世界史の好例だともされる史料ですが、メシカ人にとってはチチメカの創造は天地や太陽などの創造と同じように重要なことであったといえるでしょう。
チチメカの祖たるカマシュトリ(ミシュコアトル)が原初神の4柱の息子たちの一員であることが『絵による』で語られる歴史においては重要なことであったと思われます。

ちなみに、『インディアス教会史』という史料では、ウィツィロポチトリ・テスカトリポカ・カマシュトリ・ケツァルコアトルの4柱の神々がそれぞれメシコ(テノチティトラン)・テスココ・トラスカラ・チョルーラの主神であるとされています。『絵による』の4兄弟と同じ顔ぶれだということに何らかの関連があるのかもしれません。

ところで、なぜ『絵による』ではカマシュトリが赤のテスカトリポカなのかということについては、まだ自分的に納得のいく解釈が見つけられていません。黒のテスカトリポカも新しい火を熾す際にミシュコアトルと改名しているので、ミシュコアトル経由でカマシュトリもテスカトリポカと結び付いたのでしょうか?
カマシュトリ(ミシュコアトル)でもありシペ=トテクでもある赤のテスカトリポカとは一体どういうものなのか、今後も調べて行きたいと思います。

それにしても、4兄弟の話については誕生~世界の創造までしか紹介しないだけでなく、『絵による』版のセ=アカトルのエピソードは他の史料のものとかなり違っている(テスカトリポカにトゥーラを去るように言われあっさり受け入れる、というか事前に覚悟完了してたとか)ためにかなりマイナーなこともあり、4兄弟の長男カマシュトリ(ミシュコアトル)がチチメカの祖となったところまでは触れない資料が多いため、本来の神話がなかなか知られないというのはもどかしいものがあります。

1つ前の記事にコメントありがとうございました。該当記事にて返信しております。
 

もしもイギーの頭に生えてるのが寄生植物だったら

っていうか育ち過ぎだ……無理に抜こうとすると恐らく脳味噌も一緒に抜けます。
自分で言うのもなんだけど変なネタばかり描いてるなぁ。愛が歪んでる……。
他にもまだまだネタはあるので、なるべく形にしていきたいです。

このところ約翰が意気消沈してる一方ラヨシュはノリノリで、我ながら妙な気分であります。
それはさておき、『にじのまんなか』トップ絵更新しました。祝・マリオカート8!
今回の絵にはあえてイギリス版を参考にしたキャッチフレーズを使用。
そしてもう一丁、「混沌の指揮者ディリゲント デス カオス」!

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絵に添えたテキストは「混沌が彼の強さ!」という、ドイツ版新キャラ紹介動画内に出てきたフレーズ。イギリス版の「Mayhem is his voltage!」もよかったんですが、やっぱりルドウィッグといえばドイツ語なので……っていうかもう、「ダス カオス イスト ザイナー シュテァケ! ルゥートヴィッッヒ!」でラヨシュのテンションは上がりまくり。Ludwigはドイツではやっぱりルートヴィヒって呼ばれてるんだー、と当たり前のことにやたら感動。
この勢いで「コクッパ親衛隊」も更新できたらいいなぁ。

ビックリマン大阪オンリー、どうしても動かせない別の用事があって行けない!
ああもうやる気失せる! 悔しい!
こうなったら翻訳! 翻訳してやるくっそー!
 

……という訳で、『マリオカート8』コクッパ…クッパ7人衆のキャッチフレーズ日米英仏独西伊まとめてみました。彼らのイメージを膨らませる一助となれば幸いです。
 
ラリー
日:クッパ軍団の特攻隊長
米:Super Trooper of Bowser’s Army(クッパ軍団のスーパートルーパー)
英:Authority of Acceleration (加速の権威者)
仏:As de L’accélération (加速のエース)
独:Baron der Beschleunigung (加速の大立者)
西:Una Autoridad en Aceleración (加速の権威者)
伊:Sua Accelerazione (彼の加速)
 
ロイ
日:重量級の暴走タートル
米:Runaway Heavyweight Koopa (暴走する重量級のカメ)
英: Bespectacled Brute(サングラス(メガネ)を掛けた野獣)
仏:La Brute à Lunettes (サングラス(メガネ)を掛けた野獣)
独:Sonnenbrillenkoloss (サングラスを掛けた巨人)
西:Un Bestia con Gafas (サングラス(メガネ)を掛けた野獣)
伊:Una Furia Occhialuta (サングラス(メガネ)を掛けた野獣)
 
イギー
日:黒ぶちメガネのトリックスター
米:Trickster with the Sweet Specs (素敵なメガネのトリックスター)
英: Real Wild Child(真の反抗児)
仏:L’enfant Turbulent (騒々しい子供)
独:Wirbelwind (旋風・とても活発な子供)
西:Un Autentico Terremoto (正真正銘の地震)
伊:Il Terrore della Pista (走路の恐怖)
 
レミー
日:すばしっこさナンバー1
米:Mr. Agility Supreme (素早さ最高)
英:Ace of Speed (速度のエース)
仏:L’as de la Vitesse (速度のエース)
独:As der Strasse (ストリートのエース)
西:As de la Velocidad (速度のエース)
伊:L’asso della Velocità (速度のエース)
 
モートン
日:無敵のタフガイ
米:Invincible Tough Guy (無敵のタフガイ)
英:Mass of Muscle (筋肉の塊)
仏:La Montagne de Muscles (筋肉の山)
独:Rasender Muskelberg (疾走する筋肉の山)
西:La Fuerza Bruta (乱暴な力)
伊:Un Corridore Inarrestabile (止めることのできないレーサー)
 
ウェンディ
日:打倒プリンセス!
米:Princess of Destruction (破壊のプリンセス)
英:Speed Queen (速度の女王)
仏:La Reine de la Vitesse (速度の女王)
独:Tempoprinzessin (速度のプリンセス)
西:La Reina de la Velocidad (速度の女王)
伊:La Regina delle Corce (レースの女王)
 
ルドウィッグ
日:目立ちたがりの悪役ヒーロー
米:Showy Anti-Hero (目立ちたがりのアンチヒーロー)
英:Conductor of Chaos (混沌の指揮者)
仏:Générateur de Chaos (混沌を生ぜし者)
独:Dirigent des Chaos (混沌の指揮者)
西:El Piloto del Caos (混沌のレーサー)
伊:Il Signore del Caos (混沌の主)
 
……こうしてみるといろいろなことが判って興味深いです。
日米とヨーロッパはそれぞれ別にキャッチフレーズを作ったようです。そういえばヨーロッパでは「クッパの手下」のままなんですね……。
ラリーは加速性能、レミーやウェンディは速度に優れているんでしょうか。
日本版だとウェンディは「打倒プリンセス!」でピーチなどプリンセス達をライバル視しているようですが、海外版では彼女自身がプリンセスないし女王なんですね。ヨーロッパ方面のと違ってアメリカ版では「破壊のプリンセス」なのは、名前の元ネタであるウェンディ.O.ウィリアムズの過激なパフォーマンスを念頭においてのことかも?
ロイは重量級ということとサングラス(正確にはメガネと訳すべき語もロイだからサングラスと訳しておきました)かけていることとなんか大きくて力強くて荒々しそうなことは判ります…今さら言うまでもない気がしますが。
イギーはトリッキーな動きが特徴? なお、ドイツ語版の「Wirbelwind」とは本来の意味は「旋風」ですが、そこから派生して「とても活発な人(特に子供)」という意味もあるので、フランス語版とも併せて考え、両方の意味を書きました。っていうか子供なんですねイギー。他のコクッパたちも?
モートンは筋肉筋肉言われているので、擬人化の際に筋肉を盛ったのは正しい判断だったと安堵しました。パワフルな走りをしそうだということが想像されます。
ルドウィッグ、アメリカ版で用いられた英語の「showy」とは「目立ちたがり」の他に、よいイメージとしては「華麗な、妙技の」、悪いイメージとしては「見掛け倒しの」といった意味もあります。どちらになるかは使い手しだい……。そしてヨーロッパ方面、どんだけ混沌としてるんだよ! どんな性能なんだよ! ちくしょう気になるじゃねぇか! ……イギリス及びドイツの「混沌の指揮者」って、ひょっとして名前の元ネタのベートーヴェンも意識してる? クラシック音楽好き設定は今もあると考えていいんですか?
 

そうそう、先日の「Lud-Wig2」、アレを擬人化でやったらどうなるかとかそんなことを考えて描いてみたのがこれ
なんで擬人化ルドウィッグをマッチョにしちゃったんだよラヨシュ!
……それは、「ルドウィッグの体型は細くはない、身体能力は高い」ということでがっちりさせた方がいいかと思ったから、なんだけど……こういうネタをやると破壊力が……。
 

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