久々にアステカネタにコメントいただけて嬉しいなー、ということで今回はそっち方面の話。
いや、やっぱりサイトで扱っているジャンルはどれも好きなんで……。
今図書館で借りている『未知の戦士とのたたかい』(マチューカ著・青木康征訳/岩波書店/1994)、これはコンキスタドールの立場で書かれた本です。私はどうしても先住民の側に思い入れてしまうのでそういう意味では面白くありませんが、コンキスタドールの言い分を伺えるという意味では面白いです。例によって例のごとくまだざっとしか読めてないんですけど。そんな中で、あまり重要ではないけれど気になったことの備忘。
マリンチェのことをこの本ではアギラールの妻としてますが、実際にはアギラールとマリンチェは別々の機会にコルテス一行に加わってますよね。この記述がなされた17世紀初め頃には、コルテスの征服行はどのように伝わっていたんでしょう?