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『The Aztec Kings』をちょっと読んでたんですが、ウィツィロポチトリってテスカトリポカをモデルにしているといわれるけどケツァルコアトルからも色々取り入れてるよね、と改めて思いました。新参者ながらメキシコ中央高原の覇者となったメシーカ人が自分たちの守護神に箔をつけるべく、より昔から権威のある神々からいいとこ取りしていった結果が、我々の知るウィツィロポチトリなんでしょう。『太陽の伝説』で太陽を動かすための生贄としてテスカトリポカとウィツィロポチトリが指名されてるのは、ケツァルコアトル派っぽい伝承者の意趣返しかもしれないという気がして仕方ありません。

っていうか、ケツァルコアトル……描きかけで止まっとるわ。
……そう思って作画の参考にしようと『テレリアーノ-レメンシス絵文書』を開いて気付いたんですが、ウィツィロポチトリってトラウィスカルパンテクトリにも似てますね、容姿が。目の周りのマスクのようなものとか、赤と白のストライプのボディペイントとか(ウチのウィツィロポチトリは『ボルボニクス絵文書』風に青いボディペイントですが)。
小さな白い丸がたくさんついた黒いアイマスクは星に関する神々を象徴するものらしいです(『テレリアーノ-レメンシス絵文書』では、トラウィスカルパンテクトリのはそうだけどウィツィロポチトリのには白丸はついてません。でも『ボルボニクス絵文書』版ウィツィロポチトリのにはついてる)。ウィツィロポチトリって星の属性も持ってたんでしょうか?
トラウィスカルパンテクトリといえば、鼻の所にナイフを突き立てた頭蓋骨を後頭部に装着してるんですが、『インカ・マヤ・アステカ展』にも同じようなものが出展されていました。それも同じように用いられていたんでしょう。

そうそう、昨日の記事にちょっと訂正。
『ヴァチカンA絵文書』『テレリアーノ-レメンシス絵文書』でのトラウィスカルパンテクトリのスペルは「Tlavizcalpantecutli」のようです。「Tlaviz-calpan-tectli」という表記の出所はどこなんでしょう……?

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