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「うっはー、面白れー! 止まんねー!」……で、一気読みしてしまいましたよ『古代マヤ・アステカ不可思議大全』『マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行』(共に芝崎みゆき著・草思社刊)。

マヤ・アステカを初めとするメソアメリカの諸文明の紹介と、実際に現地を訪ねた際の話となんですが、今回の本も期待に違わぬ面白さでありました。
『ポポル・ヴフ』のフンアフプーとイシュバランケーのヴクブ・カキシュとその息子たち退治の物語も、芝崎氏にかかれば「祖母の仕打ちや母親の見て見ぬふりなどが双子の人格形成に影響を及ぼしゆがんだ精神を育んでしまったが故の心ない若者犯罪」になってしまいます。その発想はなかった!
もうとにかくユニークな観点から繰り出されるコメントがいちいち面白いっていうか、感じるままにどストレートに突っ込む様が実に心地よいです。駄目だもうこれからはマヤの太陽神キニチ=アハウを見るたびにパンツを思い出さずにはいられない……。
ユーモラスでゆる~いイラストがまたいい味出してるんですよ。終始無表情なケツァルコアトル神が個人的に妙にツボ。
旅行記の方もとても楽しいです。数々の遺跡の紹介はもちろんですが、旅した国々のお国柄の話なんかも興味深いです。「中南米」「ラテンアメリカ」といった言葉で一くくりにしてしまいがちだけど、実際はそれぞれ色々な顔を持っているんですよね(今回の本には南米はあまり関係ありませんけど)。
旅の途中に出会った人々や遭遇したトラブルの話もまた面白いです。困ったことも多いんだろうけど、でもきっとそういうのも旅の醍醐味なんでしょうね。
「いつか現地を訪ねたい!」という思いがますます強くなる2冊でした。

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