Tasteless Blog

おわぁお

1月 10th, 2011

『フェイェルヴァリー-メイヤー絵文書』って、最近『ポチテカのトナラマトル』あるいは『商人の暦』と改名されたそうですね。理由としては内容により即した名称にということなんでしょうが、一体どういう経緯で長年親しまれてきた名称を廃するにまで至ったのかが知りたいです。

『太陽の伝説』をパラパラめくって「あー、ウェマクとトラロケのやり取りのディテールが面白いな」とか言っているうちに、ふと「ウェマクは掌4つ分の大きな尻を持つ女が好みだった」という話を思い出し、『トルテカ-チチメカ史』の該当箇所を探してみたんですが、それは「掌4つ分の大きな尻を持つ乙女4人を連れて来るようウェマクに要求されたノノアルカ人たちは条件に合う女たちを捜した。しかし見つからなかったので他の女たちを代わりに連れて行ったが、ウェマクは拒絶した。するとノノアルカ人は激怒してウェマクを非難し容赦なく攻撃し、ついには洞窟に潜んでいたウェマクの髪をつかんで引きずり出して処刑してしまった(おそらく矢を射掛けるやり方で生贄にした)」といった話でした。ウェマクと言えば、他にも「呪術師のケツァルコアトルとテスカトリポカが神官王トピルツィン(ウェイマク)の部屋に娼婦ショチケツァルを入れ神官王は純潔を失ったという噂を広めたためトピルツィンは傷つき国を離れることを決意した」(『ヌエバ=エスパーニャ誌』より)とか「妖術師のヤオトルとテスカトリポカがウェマクを嘲笑するために、女に変身してウェマクと同棲してしまった。そのためウェマクはケツァルコアトル(ここでは神官王の称号)であることをやめた」(『クアウティトラン年代記』より)とかのエピソードがありますが、いずれも女がらみで窮地に陥っているという要素が共通していますね。これらのエピソードに史実はどれくらい関わっているんでしょう?

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