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前回の記事の「テスカトリポカがホモホモ言われている件」ですが、実際のところは多分、不運な状況にある人が「なんで俺こんな目に遭わないといけないんですか、ひどいよ神様」とぼやいたぐらいなもんだったんだろうなと思っております。けれども、あえて大袈裟に解釈して遊んでいるのです。約翰は腐っているから。
まぁ、「なんでそれとホモが関係あるんだよ!」という辺りは真面目な考察の対象としても成り立ちうるネタなんでしょうが。

以下、拍手返信です。返信不要の方もありがとうございます。


>伏さん
いやぁ、ちょっと大袈裟に騒ぎすぎました。テスカトリポカが実際に男相手にナニしたとかいう話がある訳じゃないです、多分。
『フィレンツェ絵文書・第3書』の、重い病気に罹りさまざまな手を尽くしても回復しなかった人が「おおティトラカワンよ、おお浅ましき男色者よ! すでに汝は我を相手に快楽を得た。疾く我を殺めたまえ!」とテスカトリポカをなじって、もし怒らせなければ病気を治してもらえるが、怒らせたなら死んでしまう……といった、やけくそな運試しのようなエピソードとか、『第4書』の、ある男が男色者として罵られ誇りが耐えられなくなった時に「おおティトラカワンよ、おお浅ましき男色者よ! 汝は我をからかい嘲った!」と言ったり、誰かが彼の捕虜を逃してしまった時に「汝男色者よ、おおティトラカワンよ! おおこのことがさらにまた汝を堕落せしめた! 呪われてあれ、汝はただ我を弄ぶためだけに我に捕虜を与えたのだ!」と言ったとかいうエピソードなどを、ことさらに深読みした次第でして。
以前、ガムの話で、アステカではいい年した男が人前でガムを噛んでいると女々しい男と見なされたといったことを書きましたが(ちなみに、そちらの雑記を読んで興味を持ったため自分でも調べてみたのです。興味深い話題をありがとうございます)、より詳しく言うと、「公共の場でガムを噛む男たちは男色者になったとされる、つまり女々しいということである」といった感じですね。
日本語でも雄雄しいというと肯定的な意味ですが女々しいというのは否定的な意味になるように、世の男性にとって女のようになることは嫌悪すべきことなんでしょう(そしてまた、恐怖を呼び起こすこととさえ言えるかも)。
ゲルマンなどヨーロッパではする側は特に何も言われず、される側が罵詈雑言うけたり追放されたりなんですか。情報ありがとうございます。その話を読んで、エジプト神話のセトとホルスのエピソードを思い出しました。セトがホルスを犯し、そのことを神々の法廷で暴露することによって自らのホルスに対する優越を主張しようとする(けれども、セトの目論見を見抜いたホルスは種を付けられることを回避し、セトは逆に気付かないうちにホルスの精子を飲み込まされてしまう)という話……男性にしてみれば、「する側=男」「される側=女」な訳で、する側は相手が男でも男の役割だからそれほど問題は無いが、される側は男なのに女の役割だから秩序に反するとみなされる、というようなことなんでしょうか。
ちなみに、アステカでは男色は死に値する大罪だったそうです。

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